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ベランダ
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あなぐらパティオ

No.4

昨日帰ってきた時にNHKで岩手県のタイマグラ
(アイヌ語で『林・森へ続く道』のような意味らしいです)で
暮らしたおばあさんを取材した昔の放送をやっていた。
それがなんだか心に残ったので
日記として書きたいと思った。


おばあさんは37年間だか、20近い年上の旦那さんと
早池峰山の麓(から600m位離れた)ところで
生活をしたそうだ。
※メートルとか年とか数字に関しては帰宅してリビングで
日記に書こうとかも思わないで見ていたので
確実な数字でないかもしれません。


おばあさん(マサヨさん)は嫁いでからずっと農業をされていたそうです。
取材をしたのは多岐に及ぶようだったけど
とくに1991年夏は雨が続き農業には打撃をあたえたようで
番組中ではマサヨさんのこれまでの暮らし、それからの暮らしを
彼女の日記にそってすすんでいきました。


これは私が田舎の者だからかかもしれないけど
懐かしいみどりいろの景色が何度か映って涙がでた。
自分はこの景色が好きなんだなあと思った。
去年亡くなった父方のじいさんが
一昨年の5月、一緒に出掛けた時に「俺はこの季節の緑が一番最高だ」と
言って、そうだねとお母さんと私で返したのを思い出す。


マサヨさんは「これまで農業だけやってきて、楽しいと思う事はあったんだか」的な
ことを言ったあとに、それでもここ(タイマグラ)が好きだから居るんだと
話されていた。男だからとか女だとかじゃなくて、こういった立ち方はとても
人としてやさしくてたくましくて、
憧れるではなくて(軟弱人間がそれを言うのはあまりにも烏滸ましいから)
でも 素敵なことだ。


旦那さんの亡くなったあとも二人で開拓した畑を守ろうと
毎日仕事をして、外部の人間がこれを勝手に評するべきじゃないが
これも一つのおおきな愛だ。
畑仕事をした者だったらなんとなくわかると思うけど
思っているより3倍重労働なんだよね。
牧場物語を扇風機の前でごろごろやっているのとは
わけがちがうとおもわされたり。それもまた良いのだが。

旦那さんが亡くなる前に3年分の薪を割っておいたのも
またひとつの、だとおもって。
愛してるって言葉ひとつよりあたたかい。と感じた。
言葉はむずかしい!
勿論言って欲しいひとも時も必要な時もあるけど。


結論 私が書く感想読むより本当番組見たほうがいい。

インターネットの海に文章を撒くうえでもし
誰かが読むとしたら是非見て頂きたいなと思う。
#日記
#感想
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